「待つ」ことの大切さ
「待つ」ことの大切さ・・・
今は「我慢」の時で、外出自粛、経済支援、家族のコミュニケーションもいい時ばかりでないですよね。
これまでは「スピード」を求められてきた時代。
スマホで検索すれば、すぐ答えが帰ってくる。
ネットで、買い物すれば、翌日には荷物が届く。
ネットワークも5Gと瞬時に完了。
パソコンの動作が少し遅いとイライラして、
サクサク動かないと満足できなくなっている。
初めてパソコンを買った時、電話回線のアナログな時代でした。
1ページ出てくるのに何分もかかって、ページ出てくるまでに一仕事できるほど遅かったぁ。
そんな時代から、
ISDN(おぅー速い!) から ADSL(あー快適!)、光通信(更に快適!)と、
どんどんスピードがアップして、今は5Gとか…
昔に戻りたいなんて思ってませんよ。
その時々で便利になっていく世の中に満足していたんですよね。
でもどこまで行けば、満足できるのでしょう。
進化し続けなくてはいけない時代になってしまったのかと…
それは果たして良いことなのか?
失っているものはないのか?
本当に大切なものはなにか?
「待つ」ことは「不便」なことなの?
立ち止まってないけないの?
そんなことを考えてしまいます。
コミュニでもケーションにおいても、「待つ」ということは簡単そうで実は難しいことです。でも待つことで状況が変わる場合もあります。
すぐ「答え」」や「結果」を求めてくる人いました。いました。
私の「ちょっと待ってよ(心の声)」を全く無視された経験ある。ある。
子供の成長においても、
なかなか出来るようにならない、思い通りに動いてくれないとあせったり
「早く!早く!」とせかしたり、子供の成長のペースはゆっくりなのに。
それって誰の為? 自分の為? 子供の為?
子供にベクトルを向けたら、「ゆっくりでいいよ」と声をかけてあげれるのでは。
お家で時間を過ごすこの時に
「我慢」と「待つ」を原点回帰してじっくり考えて
「ゆっくり」も感じてみる
そんな必要があるのかなぁと思っているこの頃です。
MCS認定マザーズティチャー/TCS認定コーチ 大野 克子